あぁ、遥かなるグランドスラム

ほぼほぼサブ3マラソンランナー(ネットでは3時間切ったけど、グロスでは・・・)。富士登山競走はとりあえず完走。ウルトラサブ10ときっちりグロスでサブ3を狙う50歳ランナーの自嘲記録です。

柴又100K(60kmの部)走ってきました。

グランドスラムを目指す上で欠かせない100Kサブ10。そもそも100kmって走れるの?フルマラソン二周しても、まだゴールできない!
ということで、100km挑戦前の腕試し、いや、この場合は脚試しに60km走ってきました。
ウルトラマラソンを東京近郊で走れる大会、そうはないんですが、最も有名なのが柴又100K。

そう!柴又と言えば、フーテンの寅さん!

会場最寄りの柴又駅前には銅像もございます。
しかし、埼玉(大宮)方面から行くと柴又、結構遠いいな。
スタートは9時半。天気は晴れ。江戸川を上流に向かって、30km走り、折り返して、30km戻ってきます。河川敷コースなんで総じて平坦ですが、時折土手を上ったり下ったりが、じわじわじわ精神的に効いてきます。
前半5分ジャストから15秒のペースで入って、少し速いかなぁ、と思ったのですが、追い風でもあり、そのままいくことに。後半向かい風の中を走ることは必至なので、ここでタイムを稼ぐ必要があります。
河川敷コースは沿道それほど応援があるわけではなく、たま~に声をかけてもらえることがとてもとてもありがたい。
淡々と足を進めること28km。ここまでは、毎1km毎にラップを確認しながらきてましたが、疲労感が徐々に出てきました。ここで無理にペースを維持しようとすれば、まだまだ距離があるこの先でくたばることは確実なので、ペースを計るのは止めました。
30kmで折り返すと、残念ながら向かい風。フルマラソンと違って集団走ではないので、他のランナーを風除けにすることもできず、向き合うしかありません。
とにかくペースが落ちても走り続け、エイドで一息つきながら、ごまかしごまかしの後半戦。途中のエイドで歩きながらスポーツドリンクを飲んでいるときも、もう真っ直ぐには進めません。
ごまかしごまかし、各エイドを目標にしながら、辛抱しながら、どうにか、本当にどうにかゴールにたどり着けました。
5時間50分は切れたので、まずまずの結果が得られました。
しかし、疲労度はフルマラソンとは比べものにならず、ゴール後、芝の上に20分ほど倒れ込んでました。
いやいや、そう考えると100kmって、どんだけ過酷なんしょ。
と、一抹の不安を感じますが、来年は100kmに挑戦しますぞ!