あぁ、遥かなるグランドスラム

ほぼほぼサブ3マラソンランナー(ネットでは3時間切ったけど、グロスでは・・・)。富士登山競走はとりあえず完走。ウルトラサブ10ときっちりグロスでサブ3を狙う50歳ランナーの自嘲記録です。

ONE TOKYOスピードプロジェクト(第1回)に参加

本日、お台場のお隣、有明に来ております。ジョグポート有明が主催する、「自己タイム更新を目指すシリアスランナーを対象に、本番レースを意識した実践的なトレーニング(ペース走・ビルドアップ走・インターバル走など)を

『コモディイイダ駅伝部』の現役選手をコーチ(ペースセッター)に迎え行う、練習会イベント」(案内文のまま)に参加します。なんか、すごい人達の集まりになるんじゃないか、と躊躇はしたんですが、ぼっち練(一人ぼっちの練習)に限界を感じるこの頃、思い切って参加申し込みをしてしまいました。幸せそうな家族連れやカップルで混み合うゆりかもめに乗り、ひとり悲壮感を抱きながら国際展示場正門駅を目指します。

いやぁ、事前に告知されてる練習メニューが、なかなかエグい内容でして、行く前からビビってます。フルマラソンの目標タイム3時間00分のコースに申し込みましたが、1㎞3分55秒~4分05秒ペースで2000m×10本(間を700mのジョグでつなぎます)というのは、今の自分にとっては、かな~り厳しいメニュー。直近のビルドアップ走でも、最後に1km4分までペースアップはできても、すぐバテるので、それを2000m10本って、20kmじゃないですか!ハーフマラソン並み?いやぁ、走れる気がしない。

そんなこんなで国際展示場正門駅(駅名長過ぎ!!近いうちに名前が変わるとの噂あり)に到着。徒歩数分で受付会場であるジョグポート有明に到着。ジョグポート前の広く空いたスペースにはすでに準備を整えたガチランナーさん達があちこちに点在しております。


お~、こんな企画に参加するランナーなんで、皆さん体型がちゃんとできている。日頃走ってる皇居で見かけるランナーとは明らかに人種が違う!


ワクワクしつつ、受付を済ませ、ジョグポートのビジター会員証も新たにもらい、

更衣室でランニングウェアに着替え、こちらも準備万端。


15時になり、全員集合。本日のスケジュールの説明やペースセッターをしてくださるコモディイイダの選手の皆様の紹介が行われます。

先日の富士登山競走山頂コースで優勝した五郎谷選手もいるじゃないですか!

そんなこんなでA~Eの5チームに分かれますが、私の申し込んだCチームが一番人数が多そうだ。

チーム毎にジョグで練習会場となる公園へ移動。この公園には1.3kmと0.7kmの二つのジョギングコースがあり、これを合わせて2.0km走ることになるんですね。

軽いジョギングと準備体操をして、スタートとなります。


一本目は、まあ、いけましたよ。そこそこ。慣れていない集団走で微妙に変わるペースになんとか対応しながら前のランナーに食らいつきます。おっ、これはなんとかいけるんじゃないかいという楽観論は間もなく消え失せました。

五本目まではなんとか集団に食らいついておれたのですが、六本目の後半から遅れだし、最後まで練習をこなせる自信が揺らぎ始めました。それでも、集団についてはいけなくとも、七本目、八本目をとにかくこなし、とうとう九本目はパスしてラストの一本を走りきることにしました。

しっかり集団走しているランナー達を見ていると、少し情けないけど、今の自分の実力が足りないんだから仕方ありません。

当初いだいていた不安を考えると逆によくここまで頑張った、と自分を励まし最後の一本に臨みます。最後も当然集団にはついていけませんでしたが、なんとかかんとか走りきり、練習会を終えることができました。

思えばぼっち練ならとっくに途中(三本目くらいかな?)でリタイアしてもおかしくありません。練習会という場だったので、頑張れたところはあると思います。

なんやかんや言って、この日、ジョッグの区間を含めれば20km以上を走ったわけで、最近にしては中身の濃い練習ができました。

明日は久しぶりに筋肉痛かな?